当社のシロアリ、害虫駆除には基本的にどんな薬剤が使われているのか?

シロアリや他害虫に使用する薬剤のことを何も知らないで駆除を依頼するのも何かと心配ですよね? 

 

白蟻駆除の場合、使用する薬剤の種類,薬剤濃度,処理量,処理方法などは特に決められておりません。なぜなら、駆除作業は現場や白蟻の種類によって異なるため、駆除業者の判断のもと臨機応変に対応しなければならないためです。

 

シロアリの予防や駆除に使用する薬剤は、危険なものというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?確かに一昔前まではそういったものも使用されていましたが、最近では安全性の高い薬剤も開発され、急性毒性LD50値で言えば食塩よりも安全なものも多数あります。
また、シロアリ駆除に用いる薬剤は(社)日本しろあり対策協会や(公社)日本木材保存協会が安全性と効果を評価し、良いと判断されたものだけが認定薬剤として登録・販売されています。とは言え、どんなに安全なものでも大量に摂取したり、誤った使い方をしたりすると問題が生じます。そのため、私たちは住居者や環境、作業をする自分自身に対して最善の注意を払って作業をしています。

 

しかも、誰でも簡単にできる訳ではなく、白蟻に関わる知識とこれまでの実務経験がないと完璧な処理は行えません。これが素人では白蟻の完全駆除が難しい理由なのです。

 

多くの場合、白蟻の動きを考えながら活動が見られる箇所や必要な箇所をドリルで穿孔し、薬剤を注入する穿孔注入が実施されます。また、液剤の散布ではなく、ベイト工法という毒餌で白蟻を駆除する方法もあります。

まず、当社が主に使用している薬剤を紹介します。

  • 剤型 フロアブル剤 
  • 有効成分 チアメトキサム 
  • 認定  (公社)日本木材保存協会認定(公社)文化財虫菌害研究所認定
  • 特徴 耐アルカリに強く、忌避性がなく、極めて高い伝播能力でシロアリの巣ごと壊滅させます。
    有効成分もすべて普通物で、安全性の高い原料を選別した人に、ペット、環境に優しい薬剤です。 
  • 剤型    フロアブル剤(200倍希釈) 
  • 有効成分  イミダクロプリド 
  • 認定  (社)日本しろあり対策協会 (社)日本木材保存協会 
  • 特徴  ハチクサンはシロアリ薬剤を感知させる事無く効き目を発揮し、取り込んだ薬剤を仲間へも伝播させていきます。 
  • 剤型 オプティガードZT  
  • 有効成分 チアメトキサム 20.0%  
  • 認定 (社)日本しろあり対策協会認定・(公社)日本木材保存協会認定 (公財)文化財虫菌害研究所認定  
  • 特徴 速効性および殺蟻効果に優れた薬剤です。安全性の高い有効成分をしています。
  • 剤型 ステルスSC
  • 有効成分 クロルフェナピル 21.0%  
  • 認定 (社)日本しろあり対策協会認定・(公社)日本木材保存協会認定 
  • 特徴 高い駆除効果で建物に侵入しているシロアリやシロアリの壁巣・分巣も速やかに駆除します。 
  • 剤型  ベルミトール水性乳剤 アクア 
  • 有効成分 エトフェンプロックス 7.0%  
  • 特徴 殺虫効力が高く、哺乳類に対する安全性の高い製剤です。 
  • 剤型 サイベーレ0.5SC 
  • 有効成分 βーシフルトリン 0.5% 植物由来天然化合物 
  • 特徴 アリ・ムカデ・ダンゴムシ等、様々な不快害虫に対し、効果のあるフロアブル剤です。ピレスロイド剤の中でも特に殺虫効果の優れたβ-シフルトリンを配合した臭いの少ない製剤です。 
     
  • 剤型 レスポンサー水性乳剤
  • 有効成分 シフルトリン 1.0%
  • 特徴 水性タイプで引火性・臭気刺激性が抑えられています。
  • 剤型    アルトリセット®200SC
  • 有効成分    18.4w/w%クロラントリプロール
  • 特徴    次世代のシロアリ防除剤。世界最高水準の高い安全性と長期的な効果。臭いに敏感な方にオススメ。
  • 認定    (公社)日本しろあり対策協会認定(公社)日本木材保存協会認定

ベイト剤

ベイト剤とは・・・・?

 

 

ベイト剤は、駆除ジェル(ゼリー状)のことで、ゴキブリや黒アリの好む餌や誘引物質に、ゴキブリを殺す有効成分を混入させたものです。

 

ベイト剤を食べることにより殺虫成分を体内に取り込み、およそ2週間以内で死んでいきます。(卵から孵化した幼虫を含めると1ヶ月で駆除。)

 

ベイト剤の種類によっては、食べたゴキブリや黒アリが巣に戻り、その糞や死骸をさらに仲間が食べ、巣ごと壊滅させるという相乗効果のあるものもあります。

 

また施工方法においても、薬を撒き散らすわけではなく、人目につかない部分にクリームを施工するので、安全面ではご心配ありません。

 

※下記は薬品は主にクロアリなどに用いられます

  • 剤型 アドビオン®アントジェル
  • 有効成分 0.05w/w%インドキサカルブ
  • 特徴 糖質を好むアリ類に対して高い喫食性があり、高い伝播性で少量で優れた効果が期待できます。ヒアリに効果あり。確かな効果(高い喫食性と優れた伝播性)で、快適な空間作りをサポート。
     
  • 剤型 マックスフォースクァンタム
  • 有効成分 イミダクロプリド 0.03%
  • 特徴 糖嗜好性のアリだけでなく、たんぱく質嗜好のアリにも有効なベイト剤です。 
  • 剤型 不快害虫駆除用ジェルベイト殺虫剤ゼントール
  • 有効成分 フィプロニル0,05%
  • 特徴 10種類以上の油脂類、炭水化物などの誘引剤を含有するベイト剤です。